思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

ジブリ「耳をすませば」初めて観る

ラピスラズリ登場に驚く

見ていなかったジブリ映画『耳をすませば』を観る。

サントラは聴いていたものの、テレビの放映も一度も観ず、

またそんなに情報も仕入れていなかった。

去年だったか実写版が公開されたのは、知っていた。

 

1995年の作品ということで、28年前。

ストーリーの時代設定は、ワープロが出てきていたので、

Windows95がでるちょっと前かな?

その頃の中学校の様子、中学生の様子、

なんだか平和だったなぁ~、

スマホはもちろん、ガラケーもまだの時代。

本の後ろに入れてある図書カードって、いつ頃まであったのだろう?

と、思ってみていた。

 

今ほど便利ではないけど、

思春期の子たちの心情や家族の姿が微笑ましかった。

さらに大人たちの言葉が、

あふれる愛情の中に厳しさを感じた。

 

そんなことを感じながら、一番驚いたこと。

 

ラピスラズリの鉱脈を探す旅に

 

というバロン(猫)のセリフがでてきたこと。

この映画にラピスラズリが出てくるとは知らなかった。

 

以前にこんなブログを書いた。

otoiroha.hatenablog.com

 

ラピスラズリは岩絵の具に使われていて、

日本画でみてから、そのブルーが大変美しく、

お気に入りの色だった。

なので『天空の城ラピュタ』を観た時、

ブログに書いたのだろう。

 

耳をすませば』でラピスラズリのセリフが出てきたときは、

いきなり、なんのこと???

それまでに緑柱石(りょくちゅうせき)のことは、

西じいさんが語っていたが・・・。

 

ラピスラズリの鉱脈”

 

これにどんな意味があるのか?考えさせられた。

 

おそらくだが、これからの人生に役に立ったり、

喜びになることであったり、

財産になったりすることではないだろうか?

バロンのセリフは、それを探す旅ということかな。

 

その後に出てくる雫ちゃんのお父さんのセリフにも、つながっていく。

一つしか生き方がないわけじゃない

とか

人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ

 

このあたりのシーンは大変胸に刺さるセリフが多い。

西じいさん、雫ちゃんのお父さんのセリフはききごたえたっぷり。

 

いや~こんな風にラピスラズリが登場するとは、

夢にも思わなかった。

思春期の子たちには、ラピスラズリのように、

人生がキラキラ輝くように自分で選んで進んでほしい。

 

思秋期の私が観てもイイ映画だなぁ~と感じた。

 

音楽はやはりカントリー・ロード

冒頭でオリビア・ニュートン・ジョンが歌っていた。

リビアバージョンが使われていることも知らなかった。

確か彼女は、デビューはカントリーミュージックからじゃないかな?

 

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