思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

『紅の豚』を今、見る

フィオのセリフに感じる

G7広島サミットが行われている今、

そしてそろそろサクランボが旬を迎える季節ということもあって、

見ていなかったジブリ映画『紅の豚』を見る。

 

舞台設定などを本やネットで情報を経て、見るなら今かと思った。

正直、もっと重く感じられる作品かと想定していたが、

結構笑った。

特に最後のカーチスとポルコの決闘でね。

飛行機から降りてからの決闘は(決闘というより一人の女をめぐるケンカ)、

懐かしさもあった。

武器を持たないからね。

 

なにより1番感じたのは、映画『美女と野獣』か?ってこと。

最後フィオにキスされて、豚からもとの姿に戻った?!

魔法がとけた?!

美女と野獣』ほどハッキリはしてないが、そう感じた。

 

フィオのセリフに「世界って、ほんとキレイ」がある。

ベルにそういうセリフがあったか覚えてないが、

好奇心旺盛で外の世界を知らなかったベルが言いそうにも思えた。

経験豊富なジーナのセリフは、大人の器を感じさせるものが多い。

それはそれで意味深で良かったが、

私は、まっすくな心を持つフィオのセリフに魅力があった。

 

この作品の時代背景を少しばかり知って、観たのだが、

私にはそういうことを感想に書くのは難しい。

でも、挿入歌で加藤登紀子さんが歌う

さくらんぼの実る頃」時には昔の話をが流れた時、

しっくりときた。(映画のために作られた曲ではない)

映画とは関係ない曲だが、加藤さんが歌う「百万本のバラ」は、

原曲はロシア語と、今朝知った。

いろんな気もちがわきあがる。

 

サミットが行われている今、フィオが言った言葉がとても響いている。

運命共同体

そして

私はポルコを信じてる

もね。

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さくらんぼの実る頃

さくらんぼの実る頃

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時には昔の話を

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