「銀河鉄道の夜」と「タイタニック」と宮沢賢治の凄さ
取りつかれたように観た。
本は読んでいないので、ストーリーをよく知らなかった。
今、これ観て、
まさに“点と点がつながるような”といった、
心境になっている。
いろんなことの解決の糸口が、
この作品にあると思う。
ところで、潜水艦タイタニックのニュースを最近きかなくなったが、
どうなったのだろう。
自分も調べてはいないのだが・・・。
アニメ映画「銀河鉄道の夜」に、
氷山にぶつかって遭難した船から難を逃れた母子が、
鉄道に乗ってくるシーンがある。
その母が、「讃美歌を森の奥で合唱しているのでしょう」と言う。
その讃美歌が、これ↓
聴いた瞬間、エッ!
讃美歌を聴く前からセリフで、
タイタニックだなっと思ってはいたものの、
讃美歌を聴いて、確実と思った。
だが、「タイタニック」の方が後に作られた映画。
1985年以前に作られた「タイタニック」関連の映画で、
使われていたのだろうか?
ディカプリオが出演していた、
1997年の映画『タイタニック』。
先日テレビでも放映されたが、
船が沈んでいく時に、
バイオリン奏者が奏でていた曲。
流れた。
タイトルは「新世界交響楽」
この曲のメロディは、日本では、
「遠き山に日は落ちて」で知られている。
ドヴォルザークのこの曲に歌詞をつけたのは、
宮沢賢治が一番はじめのようだ。
(ネット調べによる)
宮沢賢治作詞のバージョンは以下のもの
リンク
↓
種山ヶ原 / 作詞:宮沢賢治 原曲:A.ドヴォルザーク 【松江市総合文化センター プラバホール】 - YouTube
この映画の音楽担当は、細野晴臣さん。
彼のアルバム『銀河鉄道の夜・特別版Disc-2』にも
「主よ、みもとに近づかん」がある。
音楽を聴きながら、
ストーリーをふりかえってみて、
音楽以外にも発見があり、
自分がモヤッとしていたことの解決の糸口に
なることがあって、
宮沢賢治の凄さを感じた。
偉大な人だとは思っていたのですが、
すごく苦労した人という印象が強くて、
鑑賞するのを避けていたところがあった。
考えたら、宮崎駿監督はじめ、
いろんなアーティストたちが影響を受けた、
とされる作家ですから、
ユニークな人ですよね。
ありがたい作品だった。
オススメします(^^)