チェロの音と“1番の読者”が印象に残る
映画『銀河鉄道の父』を観て、すぐにこの作品を観たからか?
チェロの音とチェロそのものに、なんだか惹かれる。
チェロの音のイメージは、ふくよかであったかい音。
コントラバスほど低い音ではないけれど、木のぬくもりがとても感じられる楽器。
「翼をください」の演奏でもそれは感じられる。
個人的に上の演奏は、アコースティックサウンドで好き。
せいじ君のセリフに
本を読んでいたら、チェロの音がする
とある。
思わず絵本『チェロの木』を思い出した。
この絵本を読んだ時、チェロの音がしたからね。
映画を観ていて、なんだかこの絵本の世界観、絵本画家いせひでこさんの世界観が少しあった。
もしかしたら、宮澤賢治とのつながり???
理由はわからない。
そうだ!賢治もチェロを弾いてた。
有名な童話「セロ弾きのゴーシュ」もある。
しずくちゃんが物語を書いて、せいじ君に読んでもらう時、
俺が1番の読者か~~
このセリフが、映画『銀河鉄道の父』に出てくる宮澤賢治の父が賢治に言う言葉
私が、1番の読者になる
と、重なった。
とかく映画みながら、宮澤賢治が私の頭の中に出てくる。
もちろんジブリ映画『耳をすませば』の10年後のストーリーだから、宮﨑駿さんも頭に浮かぶ。
回数としては、賢治が多い気がして。
宮澤賢治って、偉大な作家だったんだと思う。