哀愁の旋律の結びつき
先日ブログにとりあげた、高中正義さんの「SAUDADE」を聴いてから、いろいろSAUDADE(サダージ、サウダージ)を調べたり、人に教わったりして、情報収集。
otoiroha.hatenablog.com
高中さんの「SAUDADE」は、哀愁っぽいタイトルはないかとアルバム『SAUDADE』の時に参加してくれたギターリストに相談したところ、このタイトルをつけてもらったようだ。
といっても、私が本人に直接聴いたわけではないので、本当のところはどうなんでしょうね。
「SAUDADE」の音楽を調べていて、
「CHEGA DE SAUDADE」が有名らしく、たくさん聴いた。
聴いてみて、これ知ってる!と、なった。
だけど、タイトルが違う。
英語のタイトルのはず。
そう、♪「NO MORE BLUES」♪
昔、エレクトーンで弾いた曲、もちろん音源も聴いていた。
ジャズ系ミュージシャンがよくカバーしていた。
それもそのはず、「CHEGA DE SAUDADE」の作曲は、
アントニオ・カルロス・ジョビンさん。
ボサノヴァといえば、この人がまず浮かぶという音楽家だ。
ちなみに作詞は、ヴィニシワス・ジ・モライスさん。
この曲が生まれた経緯は、調べたら出てくるので知りたい方はお調べを。
いろいろなアーティストの演奏を聴いた。
少し挙げると、
ノー・モア・ブルース
- アントニオ・カルロス・ジョビン
- ジャズ
- ¥255
- provided courtesy of iTunes
想いあふれて
- 小野リサ
- ラテン
- ¥255
- provided courtesy of iTunes
そして、
Chega de Saudade
- ヨーヨー・マ, キャスリーン・ストット, ホーザ・パッソス, シロ・バプティスト & ニルソン・マッタ
- クラシック
- ¥255
- provided courtesy of iTunes
3番目のアントニオ・カルロス・ジョビンさんのアルバムは、
持っているのはわかっていたし、演奏も想像できる。
しかし、チェリスト、ヨーヨーマさんのアルバムは、画像みて、持ってたはず?!と、
探した。
買った当時はあまり聴いていなくて、頭に演奏が浮かばず・・・。
だから今、聴いてみた。
予想以上に、ええなぁ~♪
と、しばらく聴いていた。
チェロのソロの出だしからして、“哀愁”たっぷり。
このアルバムには、DVDもついていて、この曲のライブ映像も収録されていた。
それが、またイイ⤴
ボーカル女性のマイクは、リバーブ(残響)たっぷりめだと思う。
それが、またいい雰囲気を醸し出している。
ボーカルは、ROSA PASSOSさん。
なんでこのアルバム買ったのだろう?
おそらく、ヨーヨーマさんの演奏が好きなのと、
クラリネットのパキートさんが、参加していたからだろう。
アレンジのレッスンを受けていた頃、ラテン系の音楽は、
パキートさんのアルバムを薦めてくれていたから。
買った当初は、いまいちピンとこなかったかもしれないけれど、
ちょっと知識入れれば、むかし買ったCDを深く味わうことが、できる。
高中さんの「SAUDADE」から、こんな風になるとは思いもよらず、
あらゆる音楽はつながっているね。