心揺さぶる歌
なんとか上映時間に行けた。
みたかった『カラー・パープル』
1985年にスピルバーグ監督で上映された本作。
今回の作品は、スピルバーグはプロデューサーになっている。
そして、ミュージカル映画として公開されている。
今日の鑑賞者、5,6人だったかもしれない。
平日だからね。
ゆったりした空間で、いい作品を観ることができた。
ありがたい。
見るのがきついシーンもあるだろうと覚悟していった。
が、音楽の力ってふしぎね~。
ストーリーはかなり厳しいものだが、歌やダンスが緩和してくれる。
厳しいのに、楽しさがある。
理不尽なことばかりで辛く悲しいのに、勇気が湧き、楽しさがでてくる。
だからこそ、歌が音楽が心に響いて訴えかけてくる。
歳を重ねた主人公セリーが歌う「I'm Here」は圧巻!!
字幕で歌詞を見ながら、歌声と歌詞にジンジンしっぱなし。
終盤の歌詞
私は今までの日々に感謝してるの
良い事も辛かった事も意味があるんだと
でも何より感謝するのは
私は本当の自分を愛せる人って事
私は美しいのよ
そう 私は美しい
私はここにいる
この歌詞は、今を象徴しているなって思う。
この作品みたら、自分の辛く悲しいことなんて、
大したことない。
嫌なことには、ちゃんと“No!”って言う勇気は、必要だと感じる。
これ以外にも感動したところはあるが、今回はこのへんで。