思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

『コクリコ坂から』徳丸理事長の人柄

大人の在り方のお手本になりそう

確か、今週の金曜ロードショーで、

コクリコ坂からを放映されるのですね。

まだ観ていなかったので、DVD鑑賞しました。

ゲド戦記』の宮崎吾郎さんが監督だから、難しいかも?と思ったが、

今回はそこまで思いませんでした。

しかし、今この作品を放映するというのは、

何か意味があるのだろうなというのは、

感じます。

 

それを文章にするのは、私には難易度高いので、

はじめて見た感想を書きます。

ネタばれ含みますので、ご注意ください。

 

 

松崎海(愛称メル)、風間俊が通う高校、港南学園。

その学園の徳丸理事長。

彼の人柄に好感がもてました。

 

なぜか

 

1つめ

部室が集まる古い建物、「カルチェラタン」が壊されることに反対するため、

理事長に直談判に訪れたメル、風間くん、メガネの生徒会長水沼くん。

私が目に留まったのは、

理事長室の額の筆文字。

 

美善眞

 

があったこと。(右からシン・ゼン・ビ)

きれいごとかもしれませんが、

私も好きな言葉の1つだからです。

 

2つめ

3人と話の中で

理事長「学校はどうしたのかね?」

風間くん「エスケープしました」

理事長「エスケープか。俺もよくやったなぁ」

授業をさぼることを注意するのではなく、

生徒目線で話してくれているのを感じます。

高校生の時、私もエスケープしました(^^;)

理事長のエスケープという言葉は、

他のシーンでも、

エスケープ、青春だな~

と出てきます。

真実味があるんですよね。

 

3つめ

直談判の際に、メルに興味を持たれたところ。

男子2人が熱く話す間、黙っていたメルに、理事長から話しかけます。

やさしさを感じました。

理事長は、なぜ、メルも一緒に来たのか?と、思われたのでしょうか。

話が進む中、メルの両親の話をきかれます。

それも気持ちに寄り添いながら。

さすが~と、思ったシーンでした。

 

こういう大人、いいなと思います。

なかなかできそうで、できないのではないでしょうか?

 

映画はハッピーエンドでしたが、

他のジブリ映画同様、いろいろ考えさせられます。

戦車揚陸艦「LST」とか、

宮沢賢治の詩「生徒諸君に寄せる」とか・・・。

 

紺色のうねりが

紺色のうねりが

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メルという愛称(本名:松崎海)は、

海をフランス語でLa mer(ラ・メール)だからだそうで、

この曲を。

 

La mer

La mer

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