「エリーゼのために」のアレンジイチ推し
ベートーベンが作った曲で有名な曲はたくさんある。
小学生の子たちが知っているのは、♪ジャジャジャジャ~ン♪で始まる「運命」、
はて、どちらがよく知っているのでしょう?
「エリーゼ」と思うのだが・・・。
ピアノを弾く人にとっては、
原曲は今でも一度は弾いてみたい憧れの曲ではないかな?
私が知るこの曲は、ベートーベンがテレーゼという女性に贈った曲だということ。
この恋は実らなかったこともあって、イ短調で哀しさが伝わるが、少し明るさというか花やかさもある。
長調に転調しているところがあり、それがテレーゼの花やかさなのか、素敵な思い出なのか???
そうかと思えば、ベートーベンの激しい気性を表しているようなところもある。
イライラしていたのだろうか?
そんなことを感じさせる原曲と思う。
そしてベートーベンが亡くなって、200年近く経った今、
このメロディにいろんなアレンジが施された楽曲が出た。
歌詞がつけられたものもある。
ノリノリのアレンジもある。
まだまだこれからも登場するだろうが、
今はこれがイチオシ!
ヤーノシュカ・アンサンブル
YouTubeでも聴ける ↓
Souvenir pour Elise (Based on Beethoven's "For Elise") - YouTube
誰もがひいてみたくなる始めの部分から、原曲とは違うコードを使っている。
第1印象は、フィギュアスケートの音楽に合いそう~。
ダンスしたくなりそうなアレンジだが、とてもドラマチック。
エリーゼに贈るというより、いっしょに踊りましょう!!
難易度高そうなダンスになりそうだけど・・・(^^)
春にも合いそうな、ダンスしたくなるこのアレンジ。
でも原曲のしっとり感も残し、ベートーベンの激しさもある。
バイオリン2名、コントラバス1名、ピアノ1名の4名で演奏されている。
ピアノにはない弦楽器独特のヒャ~ンという音の鳴り方が、なんとも色気を感じる。
ジャンルを超えた演奏も、魅力だと思う。
ベートーベンの没後、色々なアレンジが登場したと先に書いたが、
記憶に残っている楽曲を1曲紹介する。
「キッスは目にして!」というタイトルでザ・ヴィーナスが歌っていたもの。
オールディーズっぽいノリノリアレンジで、結構ヒットした。
YouTubeでも、映像が出ている。
ご興味ある方は検索してね。
べートーベンが生きていれば、ビックリするようなアレンジもあるだろうけど、素敵なメロディーだからこそ、みんなに好まれるメロディーだからこそ、たくさんのアーティストがとりあげるのだろう。