葉加瀬太郎さんのニューアルバム『Song book』聴きました。
情熱大陸
葉加瀬さんのバイオリン、エレキギターやサックスソロが特に熱く、燃えるような演奏!!
この曲が登場した頃はスペイン調と思ってましたが、今回はサンバ調のノリノリのアレンジで、リオのカーニバルのようなダンサーが踊って登場してきそうでした。
激しさ楽しさばかりでは、ありません。
5分弱ある曲がずっーと熱いと、聴く側もへこたれてしまいます。
ちゃんと1分52秒あたりから静の部分、クールダウンするところがあるのです。
そしてまただんだん盛り上がっていき、クライマックスがあるようになっています。
1曲のストーリー、物語ですよね。
頭の柔らかい子どもたちであれば、物語を作れるのではないでしょうか?
世の中には、いろんな楽曲が溢れていますが、歌の場合は歌詞が心に響くことが多いかもしれません。
「見上げてごらん夜の星を」のように、メロディの流れが歌詞と上手にリンクされている曲はさらに感動幅も大きいように感じます。それも自然に・・・。
では「情熱大陸」のように、歌詞がない楽曲ではどうでしょう?
メロディ・ハーモニー・リズム・テンポ・アレンジなどいろいろな要素が、演奏者によってステキな物語のようになっている曲が、人々の感動幅を大きくするのではないでしょうか?
そして演奏者の感性、大人の場合、人生経験も非常に重要で、この人が演奏するからこういう音になり、目では見えないものが聴き手に響いてくると思います。
そういえば、毎日放送で放送されている「情熱大陸」は、様々な分野で活躍する人たちをひとりひとり密着取材して取り上げ、紹介していくドキュメンタリー番組。
その人たちのストーリーを放送していく番組でもあるのだから、この音楽がとてもふさわしい楽曲と納得しましたね。(^^♪
出始めたころの情熱大陸 ↓