3.11に思う
あれから12年。
生活が一変した方々、たくさんおられたでしょう。
どんな生活なのか、どんな気もちで今まで生活してきたのか、
想像するが、ほんとうの気もちは当人でないとわからない。
長く生きればいろんなことを経験する。
嬉しいこと、楽しい、苦しいこと、悲しいこと、た~くさん。
今日の日に、この曲はどうでしょう?
「翼をください(Wings to Fly)」
サビ部分の歌詞
♪この大空に~♪ から
最後の ♪~行きたい ♪ まで
最後の“行きたい”は、
私は “活きたい” や “生きたい” も、通用する気がする。
過去記事にも書いたが、このサビのベース(低音)進行は、
下行順次進行(ド、シ、ラ、ソと順に下りていく)。
さらに美しいのが、そのベース音が鳴る時のメロディ音!!
ベース音がドの時は、メロディ音はミ、
シの時は、レ、
ラの時は、ド、
ソの時は、シ。
つまり、三度でハモっている。
三度というのは、音程(音のへだたり)。
理論的なことはおいておいて、
簡単に言えば、三度の音が響くと心地良いということ。
(誰でもとは、申しません)
この曲でのベースの順次進行+三度のハモリは、
心地良さと希望があるのではないか!?と、思う。
下の試聴でもその部分が聴ける。
最後の“行きたい”には、思いが詰まっているように感じる。
2021年の東京五輪で、スーザンボイルのバージョンが使われた。
これも大変美しい。
いろいろなバージョンがあるけれど、原曲のイメージをこわさず、
大幅なコードチェンジ(演奏者や編曲者が原曲とは違うコードをつけて演奏すること)をしていない演奏や歌が、この曲の美しさや詞が言いたいことが伝わるように思う。
最後に原曲を(^^♪