思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

「見上げてごらん夜の星を」と「クライマーズ・ハイ」の共通項

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忘れられない飛行機事故、1985年8月12日、日本航空123便墜落。

まだネットや携帯電話もない時代、テレビで様子を見てました。

東京ディズニーランドから帰る方も乗客にいらっしゃったと記憶しています。

上を向いて歩こう」を歌った坂本九さんも、この事故でお亡くなりになりました。

この事故の日になると、坂本九さんの

見上げてごらん夜の星を

が、響いてきます。

 

この歌は、タイトルから歌詞が始まります。

いつも歌ってみて思うこと。

 

みあーげてごらん~♪

 

あーのところで本当に見上げて歌ってしまいませんか?

一気に音が上がるので、そうなるのですが、歌詞とメロディがとても自然に作られています。

この部分を標準語で誰かに語りかけるように口にしてみると、抑揚がメロディと似ていませんか?

こういう風に作られている曲って、なかなか今では見つけられないのですが、いかがでしょう?

 

そして先日、日航機墜落事故関連のドラマクライマーズ・ハイをDVDで見ました。

2005年、NHKで放送された佐藤浩市さん主役のドラマ。

2度目ですが、以前とは感じ方が違いました、歳を重ねた分 (^^ゞ

池上彰さん、石原さとみさん、高橋一生さんが出演されています。

石原さんのセリフや演技が、胸が痛いです。

 

クライマーズなので登山する人たち、ドラマでは絶壁を登ります。

彼らもまた見上げて、遺族の方々と同じく、前へ前へと進んでいきます。

 

歌の話に戻ります。

2コーラスめと3コーラスめの間、

 

手をつなごうボクと~

 

ここから、このドラマのあらゆるシーンと合うのです。

この曲は、ドラマでは流れません。

でもなぜか、ピタッとくるところあります。

 

 九さんがお亡くなりになった後、平井堅さんが九さんとデュオしているかのように歌われたCDが手元にあります。

今、背後で流れています~♪

お二人で歌っていると思って、聴いています。

 

今晩は生憎のお天気で星は見えないかもしれませんが、事故でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

見上げてごらん夜の星を

見上げてごらん夜の星を

  • 平井 堅
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes