音楽から喜怒哀楽を感じたステージ
昨日、NHK Eテレ「クラシック音楽館」で放送された演奏会、
ジョン・ウィリアムズ&ステファン・ドゥネーヴ指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏「オーケストラコンサート Bプログラム」を、観ました。
ジョン・ウィリアムズさんが、9月に来日されて指揮されたのです。
ジョン・ウィリアムズさん、誰もが知っていると言いたいところですが、
そうとは限りません。
少し紹介すると、映画『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』、『E.T.』、『スーパーマン』他たくさんの音楽を作った方です。
満91歳!!
来日するだけでも体力的に凄いなぁ~思うのですが、
指揮をするって、相当なエネルギーですね。
さすがに全曲ではなく、前半はステファン・ドゥネーヴさんが、
後半がジョン・ウィリアムズさんでした。
しかし、ゆっくり歩いてステージに登場された姿勢は、かがんでいません。
背が高い方に見えましたが、猫背ではなく、91歳という年齢を感じさせません。
何より、指揮をしている表情がめちゃくちゃイイのです。
穏やかで、楽しそうで、大満足のようなお顔。
サイトウ・キネン・オーケストラの方々も楽しいひと時では、なかったでしょうか。
生で演奏会を鑑賞されている方々は、指揮者のお顔が見えませんが、
この穏やかさ、楽しさが音に現れていたのではないかと、思います。
個人的にジョンさんが指揮された曲では、
今の世界情勢からか、『シンドラーのリスト』のテーマが心しみます。
哀しみ苦しみ怒りの中からの強い美しさが、あります。
『スーパーマン』も良かったなぁ~
ジョンさんが、ある意味スーパーマン!!ですね。(*^▽^*)
テレビ番組を2時間も見ることなど、ほとんどない生活ですが、
この放送は、音楽から喜怒哀楽を感じ、良いエネルギーをいただきました。