サビを引き立てる美しいテーマ
最近、音に敏感になっている気がする。
ギターがひずむ音が嫌とかベース音が気になるとかではない。
生活音が大きすぎたり、人の声も含めいろんな種類の音がたくさん聞こえ、
音がぐちゃぐちゃになっている場所でいると、
耳をふさぎたくなる。
今まで、そういう環境に居たことがないからかな?
思秋期だから余計にそう感じるのかも。
コロナ禍だからというのも影響しているだろう。
今日は食べたいものを食べて、
たくさん眠って、美しい音楽聴いて、
リラックス。
ランランのディズニー・ブックがもうすぐ発売される。
楽しみにしている。
サブスクで少しずつ公開されている。
こういう出し方が流行りなのかな?
1曲聴ける曲が増えていた。
2匹のオルギータス(『ミラベルと魔法だらけの家』から)
ディズニー映画のサントラは聴いていなかったので、
これで聴くのが初めて。
ランランのピアノの音は、美しいな~といつもながら、
聴いていると、
なんかの曲に似てる?
気になってピアノに向かって弾いてみると、
このハーモニー進行(コード進行)は、
かの有名なシナトラの「マイ・ウェイ」と6小節ほど同じ。
ベースラインが下降で順次進行していく、
よくあるコード進行。(前半のテーマ部分)
この進行で、とても落ち着いたテーマになっている。
ベースラインがド、シ、シ♭、ラ、ラ♭、ソって音が順に下降していくと、
音の跳躍がないので、自然で落ち着いた印象になる。
もちろんメロディとのハーモニー(調和)を考えた上で。
この「2匹のオルギータス」も「マイ・ウェイ」と同様、
後半に向かうほど盛り上がっていく。
だから、サビの盛り上がりがとても高揚感あって、
説得力ありあり。
いい曲、いい演奏ですね。
何回も聴きました。
サビはだれしもが印象に残るのだが、
前半のテーマの美しさがあってこそのサビ。
美しい音に魅了された日だった。
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