日常、親が楽しんでいる姿を見て、子どもは嬉しく、楽しんでいるものに興味が湧いていく
東京オリパラリンピックは終わりましたが、選手たちの育った環境は、親がその競技をしていた、好きでのめり込んでいたなど、多いように感じたのですがいかがでしょう?
子どもたちは日常、周りの大人たちを家族ならば親自身が楽しんでいる様子を見て、僕も私も○○をやってみたいと思うのではないでしょうか?
音楽家の親のお子さんが同じように音楽の道や芸術の道にすすむ、スポーツ選手のお子さんが同じスポーツでなくてもスポーツ関係にすすむ、よくある話です。
サラリーマンの親の場合、趣味で音楽を楽しんでいる姿が楽しそうだから音楽に興味をもった、趣味でゴルフが好きだったからゴルフの道にすすんだって話もききます。
子どもって親の姿をよく観察していますよね。
親が楽しんでいる姿を見ると、お子さんも嬉しく楽しくなるのではないでしょうか?
童謡「アイスクリームのうた」の作曲者の言葉に納得
今日、ネットのニュースを読んでいて、「ハーメルンの笛吹き男」が出てきたんです。
幼児の時、親が世界文化社が出している『ドレミファブック』というのを、毎月とってくれていて、このお話が入っていたのを思い出しました。
『ドレミファブック』は、童謡5曲ほどと音楽つきお話1話がレコードに収録されていて、絵本とセットになっています。
私の手元にはないのですが、YouTubeであげていらっしゃる方がいて、懐かしく聴かせてもらいました。(絵本も見せてくれています)
ドレミファブック09B ハンメルンの ふえふき - YouTube
子どもの頃は怖くて怖くて・・・。
ドイツ民話なのですが、本当にこわ~いお話だと思います。
コロナ禍に通じるところもあるので、良かったらご覧になってください。
これを最後まで見ると、
監修者の服部公一さんから保護者の方への手紙と出てきます。
おそらく絵本の最終ページに描かれてあったものと思われます。
短くまとめると、そこには
子どもが音楽好きになるにはなにかの動機がある。
大人の考えのおしつけでは、うまくいかない。
お子さんに音楽レッスンを受けさせる以前に、親のほうで積極的に楽しい音楽の動機づけが必要。
その目的にかなうように『ドレミファブック』は編集されている。
家族みんなで歌を楽しむことが、幼児にとっての最高の動機付けになる。
音楽教室講師を28年経験した私は、納得でした。
講師側もおしつけの教育は、生徒は伸びません。
現在では共働きでなかなか難しい問題もありますが、こういうことって時代が変化しても変わらないのではないでしょうか?
私の母は、楽器演奏はできませんでしたが、音楽を聴くこと歌うことに関しては、乳児からそういう環境になるようにしてくれましたし、母自身もいまだに新しいCDを買い、聴いています。
そして『ドレミファブック』を作っている方々、絵や音楽、声優さんたちの名前を今見ると、なんて豪華なんでしょう!!っと驚くほどです。
今、聴いても歌もお話も説得力ありありです。
監修者の服部公一さんは、音楽大学ではなく、学習院大学哲学科卒業と調べると出てきました。
童謡「アイスクリームのうた」の作曲者です。
↓「アイアイ」の次に「アイスクリームのうた」が登場します。
まとめ
音楽に限らず、なんでもそうなんですが親が楽しんでいる姿は、子どもにものすごく影響与えるのではないでしょうか?
昔から親の背中を見て育つって言葉があるように。(^^)
私はそれが最高の教育だと思います。