日経・私の履歴書2月・村井邦彦さん記事からの発見曲
1968年5月に発売された森山良子さんの曲
「雨あがりのサンバ」
作詞:山上路夫さん
作曲:村井邦彦さん
初めて聴きました。
森山良子さんは、ご存じの方、たくさんおられると思いますが、
歌手の森山直太朗さんのお母様。
最近でもテレビでご活躍されているのを見ていらっしゃる方もいるでしょう。
さて、なぜこの曲を聴いたかというと、
以前に下の記事を書きました。
オンタイムで毎日、新聞記事を読んでいたわけでなく、
記事を収集してスクラップして、まとめて読んでます。
そこで気になった曲を聴いていってます。
この曲は村井邦彦さんが、プロとして初めて編曲まで手がけた曲。
演奏メンバーが、
フルート 宮沢昭
トロンボーン 鈴木弘
ギター 杉本喜代志
ドラム 日野元彦
私が聴いたことがある名は、日野元彦さんだけでした。
彼のお兄さんは、トランペッターの日野皓正さんだから名前だけ知ってました。
昔、少しドラムを習っていた時に、持っていたドラムスティックにMOTOHIKOモデルと印字されていた記憶もありますね。
おそらく当時、錚々たるメンバーだったのでしょう。
演奏を聴けば、それは感じます。
フルートソロやトロンボーンソロが上記に張り付けたバージョンで、
聴けます。
たぶんこれがこの演奏メンバーじゃないかと、思っています。
私が一番感じたのは、フランスチックだなっと。
ヨーロッパの香り漂う、なんだこのおしゃれ感!?って。
バックに流れるストリングス(弦楽器群)のオブリガート(対旋律)が、
美しい☆彡
専門的なことをいうと、コード進行、テンションの使い方が、西欧風。
それが森山さんの歌声とピッタリ。
ミシェル・ルグランの影響受けていませんか?と尋ねたいところです。
すると私の履歴書14話で、ルグランの名前が登場してきていました。
ちなみにこの曲が出てきたのは、11話。
なぜルグランを想像したかというと、
雰囲気がルグランの曲、
「ウォッチ・ホワット・ハプンズ」に似ていたからなんです。
似ていると感じたのは私だけでしょうか?
1968年に「雨あがりのサンバ」のような曲が日本で発売されていたことに、
驚きました。
今でもスタンダード曲として通用する気がするのです。(^^)♪