思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

『BLUE GIANT』石塚真一×NUMBER8×上原ひろみが語る!を聴いて

「世界一のジャズプレイヤーになる!」とは?

すっかり映画を鑑賞して以来、『BLUE GIANT』の虜になってしまいました。

ただいま、原作漫画、アメリカ編も読んでいます。

表題の鼎談がSpotifyポッドキャストで配信されていたので、

聴きました。

70分、イイお話でしたね~。

その一部分を取り上げます。

 

音楽を担当した上原ひろみさんは、

「世界一のジャズプレイヤー」とは何ですか?、

と映画『BLUE GIANT』公開とともに、

質問されることが増えたと言います。

困ってしまう質問だそうですね。

当記事ではアフィリエイトを利用していません

 

彼女の話を聴いていると、

現時点では、自分の音をきいてくださいという、確固たる何かがあること。

 

大きなフェスなどで演奏する時、同じ時間帯に世界で活躍する大物ミュージシャンが向こうの別ステージで演奏していることがあります。

だから、あちらへどうぞではなく、

自分の演奏をぜひ聴いてくださいと言えるだけの熱い気持ちは絶対必要と、言います。

それが世界一のジャズプレイヤーに近づく一歩ではないかと、語っておられました。

 

ひろみさん自身は、確固たる何かがないとライブはしちゃいけないという気持ちがあるとも。

船長さんが、同じ船に乗っても大丈夫ですよというのと同じといいます。

また野菜を作っている人と似てるともいいます。

自分が作ったトマトがおいしいから、食べて!と言わないと売れないでしょって。

 

とても興味深いお話でした。

 

 

“確固たる何か!?”“熱い思い”

 

音楽に限らず、どんな仕事でも子育てでも教育でも大切なことだと思いますね。

確固たる何かをもつ・・・。

志、信念が浮かびます。

最終的には、自分自身なのでしょうか。

 

「世界一のプレイヤー」なかなか難しいですね。

 

深掘りすると、いろいろな気づきがある作品です。

 

このポッドキャストでひろみさんが、現時点で思い出深いジャズナンバーとして掲げた曲を貼り付けます。

On Fire

On Fire

  • provided courtesy of iTunes

 

昔、コンサートホールでひろみさんとミシェル・カミロさんが共演されたステージを聴きました。

お二人の演奏は圧巻で、熱い思いが伝わり、興奮したのを覚えています。

その時、カミロさんのピアノが打楽器にも感じた演奏が好きになり、ブルーノートにも行きました。

もちろん、このアルバムCDも持っています(^^)