思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

ブルーインパルスと「鉄腕アトム」

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パラリンピックが今日、開会式ですね。

朝からなぜか?

鉄腕アトム

の主題歌が鳴り響いています。

アニメ「鉄腕アトム」の放送は1963年、1回目の東京オリンピック開催の前年でした。

調べたところ、高度経済成長にあって、ロボットと人間の共存、科学合理主義への疑問をテーマにしたと、でてきました。

 

まさに今、アンダーラインのところ、問題になっていませんか?

手塚治虫さんの未来予想に驚くばかりです。

鉄腕アトム」の主題歌の作詞は、詩人の谷川俊太郎さん。

 

先ほど、動画でブルーインパルスの飛行映像を観ました。

アトムの足の裏からでる煙?火?を思い浮かべながら、飛行機のスモークを観てましたね。

 

アトムの1番の歌詞には、

心やさしい ラララ 科学の子~

2番の歌詞には、

心ただしい ラララ 科学の子~

3番の歌詞には、

心はずむ ラララ 科学の子~

 

個人的に抜粋したところ、ロボットであっても人間の心もってるよー、っと感じさせる歌詞が好きです。

理性的に割り切って効率的な手段を選択していく、そういうところも必要ですが、感情や感覚という情緒的な思考もやっぱり大切。

いろんな状況を考えて、そのバランスが重要じゃないでしょうか?

人間の美の1つが、情緒的な考えができることと思っています。

 

作曲は、高井達雄さん。

この曲のイントロ、いちばん始めの

 

ド レ ミ ファ♯ ソ♯ ラ♯ ド レ ミ ファ♯ ソ♯ ラ♯ ド

という音階。(ホールトーンスケールという)

 

アトムのイントロといえば、コレ!!と言われるぐらい有名なのですが、聴けばなんとも不思議な感じがする響き。

異次元にきたような雰囲気がします。

同時に不安な気持ちにもなるのですが、いかがでしょう?

 

今の状況のような不安な音階。

何処へ行くのか~???という音階。

 

60年ほど前の音楽ですが、今でも通用する部分が大いにありますね。

パラリンピックの開催、ドキドキ、ハラハラ・・・。

ブルーインパルスがアトムと思って、まもってくれることを祈ります。

 

 

 ↓ 試聴でも、ホールトーンスケールから始まります。

鉄腕アトム

鉄腕アトム

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 ↓ 谷川俊太郎さんの息子さんのピアノ演奏。これもホールトーンスケールから。

鉄腕アトム

鉄腕アトム

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↑ しっとり聴かせてくれますよ。