去年の夏はコロナ禍でしたが、この夏より感染者が少なかったと記憶しています。
“あの夏”が去年の夏だとしたら、暑さは“あの夏”の方が厳しく、“この夏”の方はコロナが厳しいと感じています。
あの夏へ
サントラの曲の中では、これが1番印象に残っています。
“思い出にふける” “記憶をたどる”、そんなイメージがする曲です。
ここでの“あの夏”とは、
千尋があの世とこの世をつなぐ橋を渡り、あの世で経験した“あの夏”の事でしょうか?
映画の“あの夏”も今年の“この夏”も、忘れられない夏になりました。
ようやく映画を観ました。
映画でのセリフ
「自分の名前は大事にね」、印象に残っています。
千尋もハクも名前を忘れてました。
映画を観終わってから、『もののけ姫』を観た時と同じくこの本をまたまた。。。
この本にも出てきますが、名前を忘れるということは、アイデンティティの喪失を意味しますと。
アイデンティティって、私には何かモヤッとしています。
その後、こんな文章があります。
人間が一番忘れてはいけないのは、自分は何者であるかということです。
そうでないと、別の誰かに操られるだけの駒のようになってしまうからです。
こう書いてあると、うんうんっと頷けるものがありました。
私自身、同じ意見でないのに、人に合わせてしまうことがあります。
本当はそんな事、思っていないのに。
それをし過ぎると、自分というものがどんどんなくなっていきます。
自分は何やっているんだ!!と、後で思ってしまうことも、トホホ・・・。
まだこの夏は終わっていませんが、いろいろ感じる事が多い夏です。
この夏で経験した、“ 当たり前 ” の大切さや自分は何者かであるかっていうこと、忘れないようにしないと。
10年後には、この夏のことを “ あの夏~~ ” と、誰かと語り合う日が来るのでしょうか?
↓『もののけ姫』についての以前のブログ