レコードは、癒しと美を体で感じるのでは?
米でレコード売り上げがCD売り上げを抜いたというニュース。
日本でも新しいアルバムがレコードで発売されると、若者に人気のアーティストだと即売れると報じられます。
また、私世代の方もレコードをゆっくりゆったり聴く方、増えているとか・・・。
私世代の人が聴きたいと思うのは、わかりますが、若者に人気があるのはビックリ現象ですね。
レコードを聴くのは、ゆとりというか余裕というか、
そういったものを感じられると思いませんか?
どんなジャンルであっても、どこか温かみのある音を聴く!
こういうものに“癒し”を感じるようにも思います。
音以外にも、注目するのはレコードジャケット。
7年ぐらい前だったか、レコードジャケットの展覧会に行きました。
そこで見たのはすばらしいアート作品。
私がよく知っているジャケットもありましたが、今一番に思い出したのが、
サンタナのアルバム。
表紙だけじゃないのです。
大きく広げて展示されてありました。
オンタイムでは知らないレコードだったので、
美術作品のようなジャケットに目を奪われたのを覚えています。
サンタナのアルバムを調べていると、
日本画家の名前が!?
横尾忠則さんのお名前が!!
下のジャケットは、横尾さんデザインなのですね。
「哀愁のヨーロッパ」がお気に入りです。
アップルミュージックで聴きましたが、
おそらくレコードの方が味があるように思います。
↓ これも横尾さんですが、これは数面に及ぶアート作品とのこと。
このライブアルバムは日本公演ですね。
これはジャケットとレコードでしか味わえない芸術作品でしょうね。
アップルミュージックでも聴けますが、ジャケットは上記のものだけですから。
横尾さんは、山口百恵さんのアルバムも手掛けておられました。
まだまだ他の作品もあるのですが、このへんにして。
レコード。
ジャケットをインテリアとして飾る方もおられます。
自分のお気に入りのアートを飾り、お気に入りの音を聴く。
五感が刺激されますよね。
すべてがデジタルでは、疲弊してしまうってことかもしれないです。