思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

『ウエストサイドストーリー』の間(ま)と日常と

日常も音楽も “ 間(ま)”は重要!

“間(ま)”って、日常生活で意識しますか?

プライベートでは、さほど意識していない自分ですが、結構大事なこと多いのでは?

特に会話。

メールやラインでもですね。

私はよくしくじります。

お仕事だと、かなり大事です。

 

お芝居や漫才、トーク番組などがわかりやすいですね。

間が悪いと受けない、笑ってもらえなくなります。

 

音楽も “間(ま)”はとても重要!

 

2021年12月10日、スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』が公開されます。

どんなウエストサイドなんだろうっとワクワクしています。

1961年の映画はビデオやDVDで、2018年には佐渡裕さん指揮のシネマティック・フルオーケストラコンサートにも行ったほどですので。。。

 

原曲(1961年)を作ったのは、バーンスタインさん。

今回、音楽監督グスターボ・ドゥダメルさんの名前を発見。

彼が「シンフォニック・ダンス」、『ウエスト・サイド・ストーリー』のメドレーといった感じの曲を指揮している動画があります。

よかったら、↓ ご覧ください。23分あります。

 

Bernstein: Symphonic Dances from West Side Stories / Dudamel · SBYOV · BBC Proms 2007 - YouTube

 

彼が指揮している演奏は、エネルギッシュでテンション上がります。

でも、ハイテンションばかりじゃありません。

休符が多く、リズムも複雑。

つまり“間(ま)”が多いのです。

この休符が、物語の緊張感や不安感を出しています。

さらに独特なノリがあり、休符がないとノリは出せません。

また休符だけではありませんが、若者の敵対心、いらだち、憎しみといった感情を表現しています。

 

聴いて“ 間 ”を、感じてみてください。

 

間は、負の感情ばかりではありません。

沈黙という間があります。

トニーとマリアの愛の表現が沈黙になることもしばしば。

 

音楽で休符がないのは、考えられません。

呼吸(ブレス)ができませんから。

 

日常生活においても、“ 間 ”を少し意識して過ごそうといつも思うのですが・・・。

 

↓ この方の指揮も気に入っています。

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