1965年、2021年、時代は変わっていくのよ
1965年のアガサ・クリスティーの小説「バートラム・ホテルにて」
音楽を聴いているような小説と表現されている若い方がいて、興味が湧いて本を・・・。
ではなく、海外ドラマを観ました。(^^ゞ
日本語吹替でね。
ミス・マープルの声、どこかで聴いた声???
草笛光子さんでした。
昨日のブログで書いた映画『老後の資金がありません!』に出演されている大女優さん。
『老後の資金がありません!』で、とてもひょうきんなおばあちゃん役を演じていらっしゃるようですが、ここでもその雰囲気が感じられます。
そして上品です。
ミス・マープルのようなシニアになりたいなぁと、思いましたね。
素敵なセリフがあるのですよ。
バートラム・ホテルのメイドをしている女性がミス・マープルにたずねました。
”どうしたら、あなたのようになれるの?”
その答えが、
〇〇〇〇〇
老いていくのが素晴らしいことだと感じるセリフでした。
さらに、このメイドさんとの別れの言葉では
“時代は変わっていくのよ。どうぞ、頑張って!”
メイドさんは、もちろんヤング。
この声かけが、すごく優しくて、温かくて、好感もてるんです。
音楽を聴いているような小説、本を読むと、そう感じるかもしれません。
ホテルでは音楽が演奏されるのでね。
↓ ♪「エニシング・ゴーズ」も出てきます。
“ 時代は変わるものさ ”、“ 何でもあり ” と、歌っています。
このドラマは2010年に日本で放送だそうですが、アガサ・クリスティーの小説は1965年。
でもなぜか、今とマッチします。
なんだか面白いですね。(^^♪