会話というより対話と感じた、矢野顕子さんとMISIAさんのセッションラジオ放送
誰かとセッションする時、音で会話するという言葉をききます。
「会話」は二人もしくは少人数の人間同士のやり取り。
「対話」は向かい合って話すことで、関係性を深めるコミュニケーション。
ざっくり言うと、こういうことですね。
昨日、『MISIA 星空のラジオ~Sunday Sunset~』で矢野顕子さんとMISIAさんが放送で世界初演セッションされました。
矢野顕子さんがピアノで弾き語り、MISIAさんがハモられました。
矢野さんのアルバム『音楽はおくりもの』でも、MISIAさんがこのアルバムタイトル曲にコーラスで参加されています。
アルバムでは、ベースやギター、ドラムが入っているのですが、ラジオはお二人だけ。
ライブハウスで聴いてみたいと思ったデュオでした。
声質が全く違うのに聴いていて、ものすごく気持ちイイ。
お二人が歌っている現場を、おもいきり想像しましたよ。(^^;)
ですがMISIAさんはもちろん、矢野さんもMISIAさんに尊敬の念を持っておられることが放送からよくわかります。
そしてお互い相手が、自分にはない発想を持っているかもしれない、自分とは違う何かを感じ取っているかもしれない存在と認識されていると、思いました。
だからこそ、一緒に歌うことでより曲が生きてくる、良い方向へと変化するのではないでしょうか?
さらにその変化をお二人とも、楽しんでおられます。
ラジオでのセッションはアルバムとはまた一味違う、素晴らしい音楽を聴かせてもらいました。
これが音楽の対話ですね。
音楽もコミュニケーション。
欲望の押し付けはNG。
「愛」なんでしょうか?
ラジオでは、この曲を完成するまでのエピソードなど話されています。
聴き逃し配信していますよ。
オススメです!