予想以上に意味深い作品でしたね。
なぜ主題歌がユーミンの
「ひこうき雲」
になったのか?わかった気分です。
ユーミンの著書
以前これを読んだのですが、
ユーミンは少女時代にいろんな本を乱読し、
フランス文学と出会ったと。
そして、こんなことが書いてあります。
私が、最初にプレヴェールの詩に触れたころにつくったデビュー作「ひこうき雲」がジブリ映画の『風立ちぬ』の主題歌に採用されてます。『風立ちぬ』の監督は宮崎駿さんなので、直接つながっているわけではないけれど、偶然を感じました。
この映画のセリフにはフランス詩人、
ポール・ヴァレリーの一節が何度か出てきます。
風が立つ 生きようと試みなければならない
もちろん、フランス語で。
そして宮崎駿さんは、「星の王子さま」の作者、サン=テグジュペリを敬愛してらっしゃると何かで読みました。
サン=テグジュペリは、フランスの作家であり、パイロットでした。
そしてユーミンは、サン=テグジュペリ原作の映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の主題歌を作り歌っています。
この歌の詞を聴いていると、『風立ちぬ』と通じるところ、感じられます。
歌詞と映画の内容が合うのはもちろんですが、それだけではないと思います。
ネットなどで調べればどこかに詳しく掲載されているところがあるかもしれません。
ですが私なりには、出会うべき人と人がつながったのではないかと。
映画観てほんと、良かったです。
まだ観ていないジブリ作品も見ようと思いましたね。
そしてユーミンの音楽も聴き続けようと・・・。