東京オリンピックは明日まで。
高校野球が8月9日から。
そして全日本吹奏楽コンクールは10月末。
地区大会はもう開催されたところ、これからのところあると思いますが、コロナ禍でどのようになっているのでしょう?
昨年はこの3つ、できなかったんですよね。
プレイヤーたちは、それぞれに思いをもっているかと。
個人的には順位はどうでもいいのですが・・・。
吹奏楽コンクールの課題曲の1曲になっている宮川彬良さん作曲の作品
僕らのインベンション
聴きました、見ました、いろいろと (^^♪
聴く前に宮川さん自身がこの曲の解説をされていたのを見てから、通して聴きました。
オモシロイです。
この曲は、宮川さんは作曲しただけで、演奏者(チーム)は考え工夫し、思ったように表現してほしいのだろうなぁと動画を見てました。
みんなで創り上げる音楽ってことですね。
宮川さん自身の曲へのこだわりを受け入れた上で、自分たちはどう表現するのか?
自分たちの頭で考えよう!ってことなのでしょう。
タテ社会の音楽ではなくヨコ社会の音楽とも、感じます。
とてもミュージカルで使われそうな音楽と感じさせられたのですが、というのもストーリー性があるからなんです。
宮川さんの言葉に、キー(調)を旅する、帆船で旅する、どこでもドアで旅してしれっと戻ってくる、とありました。
お話ができそうな4分強の曲。
ミュージカルを想像させたのは、ダンスもできそうだったからです。
8分の5拍子のところが、ピエロが踊っているみたいで。
テンポも揺れてイイ。
楽譜にテンポ表示がない!!
これも面白い。
宮川さんは、どの動画か忘れましたが、僕だったらこうするというのがあるが、その時思いついたように演奏してほしいと言っておられたのが印象的でした。
インベンションって調べると、「発明」「思いつき」と出てきます。
私の頭には、「今を楽しむ、ダンスするように」と浮かんできて、
どこかで同じようなフレーズをきいた気が・・・。
コロナ禍でその場を楽しむ、勇気がいることですね。
それはさておき、
同じ曲をどのように表現するのか?
その表現で観客たちをどう楽しませてくれるのか、喜ばせてくれるのか。
年齢など関係なく、イイ刺激がある曲と感じます。