思秋期からのオンガク思考

~ 感動する楽曲と日常と ~

反田恭平さんのラジオを聴く

音楽の好みはその日の体調や心境で変わる

初めてピアニストの反田恭平さんのラジオ

「Growing Sonority」を聴いた。

今年最後の放送。

反田さんと言えば、ショパンコンクールで第2位の方ですね。

 

受賞によって、今年のお仕事はかなり充実されたようで。

番組でフル演奏ではなかったですが、ショパンの「英雄ポロネーズ」が流れました。

個人的には、これより後に流れたシューマンの「献呈」の方が好みでした。

シューマンって、ショパンに比べればマイナーなんですが、

この曲の演奏の方が、好きでした。

 

シューマンの曲と書いたのですが、

シューマンの歌曲で詩があり、それをリストがピアノソロ曲にしたもの。

だからか柔らかく優しい。

リストの「愛の夢」と似た雰囲気があります。

 

今の私の耳には、「献呈」が心地よかった。

ラジオが終わった後、アップルミュージックで何度か聴いたぐらいです。

 

その時々の体調や心境で、好みって変わります。

今日はたまたま「献呈」でした。

 

彼の年末年始はウィーンだそう。

来年もどんどん活躍の場が広がるのでしょうね。

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愛の歌 「献呈」 S566/ R253

愛の歌 「献呈」 S566/ R253

  • 反田恭平
  • クラシック
  • ¥204
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献呈

献呈

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ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op. 53

ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op. 53

  • 反田恭平
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サンタさんへの願い事

2022のクリスマス・イブ

今日はクリスマスイブ

外は寒いですが、朝から青空は見えました。

 

子どもたちがサンタの衣装着て、お出かけしている姿や、

トナカイの角のカチューシャしている姿などを、

毎年見かけます。

かわいらしいものです。

そんな子どもたちと年配の方々と一緒に歌ったり、

音楽できたらと夢見ている自分。

なのに今、ダウン。

気を付けていたのにね。

体力つけて復活あるのみ。

 

クリスマスプレゼントをサンタから(親から)、

そんなことをしてもらった経験はありません。

クリスチャンでもないし、そんな世代でもないですね。

 

ですが、サンタさんがこなくても親にはいろんなギフトをもらいました。

自分の夢をなにか1つでも来年叶えられたらと

サンタさんに願う2022のクリスマス・イブ。

たぶん親はそれを喜んでくれるだろうと思いますから。

 

クリスマスソングたくさんありますが、

一緒に歌うならよく知られている

「赤鼻のトナカイ」

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赤鼻のトナカイ

赤鼻のトナカイ

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チェリッシュって、懐かしいなぁ~

 

ピアノ演奏バージョンは加羽沢美濃さんで(*^▽^*)

赤鼻のトナカイ

赤鼻のトナカイ

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今年の漢字2022から

今年の漢字「戦」と「戦メリ」と

 

先日のブログにも書いたが、

母は今年の漢字は「騒」と言っていた。

 

otoiroha.hatenablog.com

 

 

そして昨日発表となった漢字は、

ロシアとウクライナの戦争か~

 

こんな漢字が選ばれる日がくるとは・・・。

 

漢字を知って、

戦場のメリークリスマス」を聴いていた。

 

まずは、加羽沢美濃さんの演奏から

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戦場のメリー・クリスマス

戦場のメリー・クリスマス

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出だしのテンポは速め、

2分20秒あたりから終盤にかけての展開がお気に入り。

私の好きなアーティストなので、まずはこれを。

 

そして、ランランさんの演奏

メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス

メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス

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テンポがかなり揺れる。

彼ならではの演奏表現、とてもユニーク。

 

最後はこの曲の作曲者、坂本龍一さん

Merry Christmas Mr. Lawrence

Merry Christmas Mr. Lawrence

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この演奏は、いちばんシンプルな演奏に思う。

 

弾き手によってかなりの色(カラー)の違いがある。

それが聴き手には面白い。

 

そういえば、『戦場のメリークリスマス』のサントラに

「Forbidden Colours(禁じられた色彩)」という曲が入っている。

「メリー・クリスマス・Mr・ローレンス」に、

デヴィッド・シルヴィアンが作詞作曲した歌をのせた曲。

 

Forbidden Colours

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Merry Christmas Mr.Lawrence

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「Forbidden Colours(禁じられた色彩)」は、

独特な世界観がありますね。

ちょこっとこの曲のことを調べると、

作家の三島由紀夫さんのお名前が出てきて、

私の頭の中には、篠山紀信さんの写真展で見た三島さんの姿を思い出す。

 

禁じられた色彩

禁じられた色彩

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サラ・ブライトマンが歌っているバージョンが美しかった。

Forbidden Colours

Forbidden Colours

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「戦」の漢字からだいぶん脱線しましたが、

クリスマスが近い今。

戦いは早く終わってほしい。

戦いなら自分との闘いだけで十分だと思う2022年12月でした。

 

角野隼斗さんが弾くジブリ

角野隼斗さん演奏「人生のメリーゴーランド」

ジブリパークの情報記事を読みながら、角野隼斗さんの演奏を聴く

最新の動画で、『ハウルの動く城』の「人生のメリーゴーランド」を演奏されています。

 

なんて軽やかな楽しい三拍子なんだろう!

 

出だしは、しっとりと聴かせて~その後、

3拍子になり、船上で演奏しているので、船がメリーゴーランドのように回り出す?

というより、夜景が回転する。

12月らしいイルミネーションの夜景が。

 

景色より、演奏に耳がいく。

こんな3拍子聴いたことがないと。

この人生は軽やかで楽しい!!

そしてキラキラ☆彡

何かいいことありそうって、感じるような演奏。

今、とっても輝いていらっしゃる時なのでしょうね。

 

リンク 

Howl's Moving Castle - Merry Go Round of Life (at Seoul Han River) - YouTube

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人生のメリーゴーランド -オープニング-

人生のメリーゴーランド -オープニング-

師走ですね、今年の漢字は?

12月、はじめに思うこと

いろんな色の落ち葉が歩道にた~くさん。

今日は風がピューピュー

 

お店に行けば、クリスマスソング、クーポンに○○割、

福引、早々と○○%オフの文字が目に入り・・・

なんとなく騒がしく?

いえ、賑やかと捉えるのがいいのかしら?

 

母が言う、

今年の漢字は「騒」と。

 

自分の今月のスケジュールも賑やか?

ゆとりを持って行動しようと思う2022年の最終月。

「ゆとり」を持てない人にいい仕事はできないと、

読んだことがある。

大事なのは「時間の使い方」(^^;)なんですけどね。

 

今晩は、清塚信也さんの「ショパン・ファンタジー」を聴きながらのブログ更新。

ジャジーなアレンジの中に、クラシック要素もあって、

素敵なムードの演奏になっています(^^♪

 

今年の漢字は、はて、何になるのでしょうか???

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Chopin Fantasy

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ユーミン文化を感じて

ユーミンの着物と言葉から感じたこと

松任谷由実さんが、文化功労者に選ばれましたね。

天皇皇后両陛下と言葉交わされていたのをネットで見ました。

どういう心境になるのでしょう?

皇室のお方を遠目で見たことはありますが、

大勢の警備の方々がいて、少し怖かった印象があります。

 

文化勲章を頂いて、言葉を交わす、

どういう気持ちになるのでしょうね~?

 

ユーミンのお召し物、素敵でした。

思わず画像をズームアップしました。

お着物は、人間国宝森口華弘さんのものかしら?

白い菊?

ご実家の荒井呉服店が、頭をよぎり・・・。

 

10月に下の記事を投稿したところだったこともあって、

スゴイ人だなぁと、思っていました。

otoiroha.hatenablog.com

 

ユーミン文化功労者に選ばれたことを受けてのコメントで、

歌の持つ役割を問われた時、私ははっきりと、それは、

明るさ、豊かさ、潤いを聞き手の心に送ることだと

自覚しました

と発信されているのを読みました。

先日ブログで取り上げたユーミンの曲、

「雨の街を」もそれが伝わってきます。

コメントはこれだけでなく、もっと長く、

読んいると、まさに芸術家と、言葉が響いてきます。

 

お召し物から歌から発する言葉まで、

外見も内面もユーミン文化を感じます。

どれをとっても(芯が)強くて美しい~☆彡

 

さて音楽ですが、ユーミン曲ではなく、

日本のうたで、旅愁

“ふけゆく 秋の夜~” で始まる歌ですね。

しかし日本の歌と思ったら、

原曲はアメリカの曲らしいです。

聴いていたバージョンは歌ではなく、

ピアノ演奏。

 

歌詞がないので、寂しさはありません。

大変美しさがあります。

空気が澄んだ晴れた秋空が浮かびます。

個人的には空は秋の青がいちばん美しく、空が高いです。

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旅愁

旅愁

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旅愁」の後に流れる曲が、

「葡萄色の夜」

これもまた美しいのです。

葡萄色の夜

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秋はどこか寂しさがあるのですが、

だからこそ美しいものがたくさんあるのかもしれません。

 

芸術に学ぶ人づきあい

芸術は奥深い

昨日、岡倉天心と思想」という伝記のことを少し書きましたが、

中高生向けの本にもかかわらず、なんだか胸熱くなりました。

49歳で亡くなった天心の最期は、寂しすぎます。

手紙をやりとりできる相手がいらっしゃったことは、救いですが。

 

なにより茶の本の良さを、一層感じましたね。

茶の本」を初めて読んだのは、3年前ぐらいなので、

もっと若い時に読んでおいたら~~。

若いと、理解はできなかったかもしれませんが・・・。

岡倉天心と思想」の中でも「茶の本」のことはたくさん取り上げられています。

 

音楽のことを書いているところがあったことを、思い出させてくれました。

音楽についての中国の伝説のところです。

 

それは、音楽そのもののことだけを語っているのではなく、

人づきあいのこと、コミュニケーションのことを語っているのです。

思わず、「茶の本」も取り出して、どこに書いてあったか探しました。

 

考えてみれば、交響楽って、

交わる、響き、楽しむと書きます。

コミュニケーションですね。

茶の本」では、音楽にまつわる中国の伝説を取り上げて、

どういう姿勢で、どういう心で演奏するのかが書かれています。

結局それは、日常のコミュニケーションにもつながるのです。

 

すっかり「茶の本」の内容を忘れてしまってました。

伝記も「茶の本」も、思秋期になって読むと心しみいります。

芸術は奥深いですね。

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